インターセクショナリティの視点から見るフォークナー来日後のアメリカ像形成の研究

• 研究課題/領域番号: 25K03915
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分02030:英文学および英語圏文学関連
• 研究機関: 中京大学
• 研究代表者: 森 有礼 中京大学, 国際学部, 教授 (50262829)
• 研究分担者: 藤野 功一 西南学院大学, 外国語学部, 教授 (40321294) ; 相田 洋明 大阪公立大学, 大学院現代システム科学研究科, 教授 (70196997) ; 金澤 哲 京都女子大学, 文学部, 教授 (70233848)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2027年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円); 2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
• キーワード: フォークナー来日 / インターセクショナリティ / アジア圏文学 / 冷戦期のアメリカ文化外交 / 日本人作家

研究開始時の研究の概要

本研究は戦後の日本及び東アジアにおけるフォークナーの受容の実態を、1955年の彼の訪日の影響の検証を通じて、インターセクショナリティの観点から明らかにすることである。そのために、2025年度では各研究担当者がフォークナーの訪日、及びフォークナーと関連する国内作家について、その影響関係について研究する。2026年度は、戦後の東アジアの作家に対する合衆国の文化外交政策の政治的・文化的問題と意義とを批判的に検討し、その成果を2027年度に国際学会で発表する。