ノンフィクショナル・サウスーニューディール文化生成とメディア研究

• 研究課題/領域番号: 25K03920
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分02030:英文学および英語圏文学関連
• 研究機関: 関西学院大学
• 研究代表者: 塚田 幸光 関西学院大学, 法学部, 教授 (40513908)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円); 2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
• キーワード: ニューディール / クロスメディア / ドキュメンタリー / 文化生成 / アメリカ

研究開始時の研究の概要

本研究は、ニューディールのメディア政策を軸に、ノンフィクショナルな「南部」表象から見えてくる文化生成のメカニズムを考察する試みである。
ローズヴェルトのニューディール政策では、アメリカ「文化」が収集、生成され、プロパガンダの政治的ツールとなる。それは銀行救済や公共事業と表裏の関係にあり、アメリカをメディアの側から再定義する試みであった。本研究は、ニューディールの文化生成に関して、アメリカ南部に焦点を絞り、写真や絵画、映像やジャーナルなどの視覚メディアを横断的に見ることで、戦間期から冷戦期に接続する広義のモダニズム／ファシズムの影響関係を例証し、恐慌の矛盾が集約する「南部」表象の再考を目指す。