研究課題/領域番号 |
25K04006
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02040:ヨーロッパ文学関連
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研究機関 | 近畿大学工業高等専門学校 |
研究代表者 |
藤本 時子 (高畑時子) 近畿大学工業高等専門学校, 総合システム工学科, 准教授 (00635112)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2027年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2026年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 古典修辞学 / キケロ―弁論術 / アメリカ大統領・ヨーロッパ諸国首相演説 / 戦争演説分析 / 危機対応演説 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、近現代のアメリカやイギリスなどの欧米諸国の大統領や首相、すなわち一国の長により行われた危機管理演説における、主にキケローの古典修辞学の援用法と発展について解析する。一国を揺るがす大危機に瀕した際に、弁舌の力で起死回生を図ったり、災厄を危機一髪で逃れるため極限状況の中で行われた演説には、とりわけ高度な弁論技術が求められ、またその演説は強大な社会的影響力を持つ。リスク・マネジメント演説の中でも例えば戦時や戦争開始時に行われた演説や、命に関わる疾病を防ぐべく行われた演説など、危機の渦中で行われた演説における古典レトリックを分析し高度な弁論術を把握することで、国家の危機を回避する方法を探る。
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