研究課題
基盤研究(C)
度合いを表すためにはスケールと値が必要であるが、度合いを表す文に節があるとその文の解釈のどこまでが構造構築による意味なのか、どこからが構造構築によるものでない意味なのかが明瞭ではない場合がある。本研究の目的は、比較相関構文や、スケール名詞を主名詞とする連体修飾節の観察・分析・容認性アンケート調査による検証を通して、度合いを表す文のスケールを定めるにあたって節がどのような影響を与えるのか、そして、値を定めるにあたって節がどのような影響を与えるのかを明らかにすることである。