研究課題
基盤研究(C)
本研究は、交替現象に対する(通時的)構文理論上の位置づけを与えること、およびそれに基づき、従来の研究で交替関係にあるとされる構文間の通時的な関係性の変化を構文文法の観点から考察することを目的としている。研究方法としては、電子コーパス等から採取される関連構文とそれに生起する動詞の使用の実態を、文献学的調査に加えて歴史語用論や認知心理学などの知見なども援用しながら量的・質的に検証し、通時的ネットワークの形成や変化の観点から考察する。