学習者の経験則を活かした音声学習・教育支援

• 研究課題/領域番号: 25K04197
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分02090:日本語教育関連
• 研究機関: 早稲田大学
• 研究代表者: 木下 直子 早稲田大学, 日本語教育研究センター, 准教授 (40364715)
• 研究分担者: 劉 羅麟 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任助教 (50943990) ; 大戸 雄太郎 東京国際大学, JLI, 講師 (70908847) ; 伊藤 茉莉奈 東京経済大学, 全学共通教育センター, 特任講師 (50962049)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2030-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円); 2029年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2028年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2027年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円); 2026年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円); 2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
• キーワード: 音声学習・教育支援

研究開始時の研究の概要

日本語学習者を対象にした日本語の音声教育では、専門用語を使って音声学の知識を伝えることが多い。例えば、「アクセント」という用語があり、日本語では高低を意味するが、学習者の母語によっては強弱を意味することもあり、必ずしも専門用語の意味が一致していない。このような専門用語の不一致も、学習者にとって日本語の音声学習を難しくする要因となっている。そこで、本研究では、60名の日本語学習者を対象にインタビュー調査を行い、学習者が培ってきた様々な知恵や経験則を収集する。その経験則にもとづいた学習リソースを開発するとともに、学習リソースの効果を検討し、新たな音声教育、音声学習を提案する。