外国籍家族の地域参入と対話促進の日本語にむけて―ようこそ日本の保育園へ

• 研究課題/領域番号: 25K04206
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分02090:日本語教育関連
• 研究機関: 筑波大学
• 研究代表者: 井出 里咲子 筑波大学, 人文社会系, 教授 (80344844)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円); 2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2026年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: 在日外国籍家族 / 地域社会 / 言語人類学 / 公共人類学 / 異文化間コミュニケーション

研究開始時の研究の概要

本研究は保育園を一つの「公共空間」として，また外国籍保護者が最初に入る地域社会の入口として捉え，行政と保育園と外国籍保護者とその児童らによるかかわりあいの実態を参加型アクションリサーチの方法を用いて探求し，課題解決をめざすものである。本研究の目的は2点ある。第一に，リサーチプロジェクトが目指す，保育の場におけるかかわりあいと対話を創出する「コミュニケーションのしかけづくり」について，その模索のプロセスと成果を社会に還元することである。第二に，プロジェクトを通して行われた聞き取りや振り返りのことばを紐解き，保育の場の「ことば」のありようを問い直すことにある。