研究課題/領域番号 |
25K04471
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03030:アジア史およびアフリカ史関連
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
亀谷 学 弘前大学, 人文社会科学部, 准教授 (00586159)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2027年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2025年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | カリフ / 初期イスラーム時代史 / 史料論 / 逸話集 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究課題では、ムハンマド死後のイスラーム世界の指導者であり、イスラーム世界の社会秩序の頂点に位置付けられるカリフが、初期イスラーム時代(7-9世紀)の社会の中のさまざまなアクターとどのような関係を取り結んでいたかを明らかにする。そのために、これまでの研究では十分に用いられていなかった逸話集の中に採録された記述を分析する。それにより、従来の年代記等の史料から構築された政治秩序像を超えて、カリフを中心とする初期イスラーム時代の社会全体の秩序を再構成する。また、カリフの記述を焦点に年代記史料と比較分析することを通じて、逸話集史料の歴史史料としての性格を明らかにする。
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