多元的朝鮮古代中世史像の構築：8～11世紀における文化的記憶の分析

• 研究課題/領域番号: 25K04497
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分03030:アジア史およびアフリカ史関連
• 研究機関: 獨協大学
• 研究代表者: 小宮 秀陵 獨協大学, 国際教養学部, 准教授 (30802011)
• 研究分担者: 田代 裕一朗 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, 文化財情報資料部, 研究員 (60835528) ; 新飼 早樹子 神奈川大学, 国際日本学部, 助教 (91004240)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2027年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2026年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: 新羅 / 高麗 / 後三国 / 文化的記憶

研究開始時の研究の概要

多元性を重視した社会や文化の理解が現代世界の切実な課題となり、朝鮮古代中世史研究でも多元的歴史像に対する関心が高まっている。本研究は日韓の研究者が共同で「文化的記憶」の理解を参考に、8～11世紀の様々なメディアの分析を行い、多元的な朝鮮古代中世史像を模索するものである。具体的には、信仰空間としての山岳や国家の象徴物の分析をもとに、古代中世史像の眼差しを再考していく。