研究課題/領域番号 |
25K04510
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03040:ヨーロッパ史およびアメリカ史関連
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
吉田 浩 岡山大学, 社会文化科学学域, 准教授 (70250397)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2027年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ロシア / 農奴解放 / プロソポグラフィー |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は初期の「小さな農奴解放」案がなぜ農奴解放令へと質的に変化したかについて、プロソポグラフィーの方法で明らかにする。 「小さな農奴解放」案とは1857年11月に出された勅書のことで、地域限定(北西部)で、農民に耕地の買戻が認められず、解放後も領主が元農奴に警察裁判権を保持する内容であった。1861年2月のロシア農奴解放令は帝国全域を対象とし、農民は家屋・菜園に加え耕地も買戻可となり、解放後に領主は元農奴に権力をなんら行使できないものであった。 「小さな農奴解放」から農奴解放令への変化が可能となった歴史的条件について、法案作成に携わった諸人物の忖度と陰謀を含む人間関係から明らかにする。
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