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フランス語史料に見る近世日本および欧州の殉教言説構築過程の解明

研究課題

研究課題/領域番号 25K04526
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分03040:ヨーロッパ史およびアメリカ史関連
研究機関奈良県立大学

研究代表者

小俣ラポー 日登美  奈良県立大学, 地域創造学部, 准教授 (90835810)

研究期間 (年度) 2025-04-01 – 2028-03-31
研究課題ステータス 交付 (2025年度)
配分額 *注記
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
キーワード殉教 / 宗教戦争 / レトリック / テキストマイニング / 人文情報学
研究開始時の研究の概要

16世紀半ばに日本列島に伝えられたキリスト教は、16世紀末-17世紀前半にかけ迫害の対象となっていった。この犠牲は欧州カトリック文化圏に報告され、迫害と殉教についての言説と表象は欧州各地で盛んに産出されるようになった。その背景には、16世紀以降の宗派間闘争があるが、特にフランスでは殉教・迫害言説がプロパガンダ戦争の様相で隆盛した。日欧で起きた宗教的迫害は歴史的事件として明確な因果関係を持たないが、ヨーロッパで浸透した殉教言説を通じて、歴史的記憶の形成過程で接続されたと仮定される。特に日本と直接的な交渉がなかったフランス語資料に着目し、この連関をデジタル・ツールを利用した分析で実証的に証明する。

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公開日: 2025-04-17   更新日: 2025-06-20  

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