伝統技術を継承する稲藁畳床の製法と性能に関する研究

• 研究課題/領域番号: 25K04580
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分03060:文化財科学関連
• 研究機関: 京都女子大学
• 研究代表者: 鶴岡 典慶 京都女子大学, 家政学部, 教授 (80883628)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円); 2027年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円); 2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2025年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
• キーワード: 伝統建築技法 / 伝統畳 / 畳床

研究開始時の研究の概要

わが国の伝統建築技法として長く伝承されてきた稲藁畳床の製造が、どのように継承されているかの実態を調査・分析し、その構造的性能を解明する。具体的には、近現代以降の材料や工法の変遷と実態を畳生産地に出向いて調査し、様々な地域、時代の畳床の硬柔度を計測することにより伝統的な畳床本来の構造や性能を明らかにし、今後の畳技術の保存継承と発展に寄与することを目的とする。