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国際分業化するケア労働-「ケアの連鎖」の解明と女性にとっての国際移動の意味-

研究課題

研究課題/領域番号 25K04627
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分04020:人文地理学関連
研究機関奈良女子大学

研究代表者

吉田 容子  奈良女子大学, 人文科学系, 教授 (70265198)

研究期間 (年度) 2025-04-01 – 2029-03-31
研究課題ステータス 交付 (2025年度)
配分額 *注記
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2028年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2027年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワードケア労働 / 国際分業 / 国際移動 / 経済のグローバリゼーション / ジェンダー
研究開始時の研究の概要

世界の富裕層家庭で働く女性たちは、性別役割分業に従って女性(妻)の仕事とされてきた家事・介護に従事し、富裕層女性に代って役割を担ってきた。こうした女性たちは、自身の子ども、病人や高齢家族の世話を自国内の家族・親戚や知人に頼むか、低賃金で雇用できる女性に任せ、海外に出稼ぎに出ている。そして、出稼ぎに出た女性に代わって家事・介護を行うのは、さらに貧困な国・地域からの移民女性である。この「ケアの連鎖」が、女性間に国境を越えた階層関係を生み出している。本研究では、ケアの連鎖構造を明らかにするとともに、国際移動する女性たちが、単に搾取や格差の深化ではない、新たな局面の牽引主体となっていることを検証する。

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公開日: 2025-04-17   更新日: 2025-06-20  

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