研究課題/領域番号 |
25K04638
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分04020:人文地理学関連
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
中條 曉仁 静岡大学, 教育学部, 准教授 (40432190)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 過疎山村 / 人口減少 / 不活動寺院 / 青空寺院 / 消滅 |
研究開始時の研究の概要 |
近年の過疎山村では、家族や地域社会の結節点となってきた寺院の消滅が進んでいる。研究代表者は、寺院の消滅には「寺院活動の状態」と「建造物や境内の状態」の2つの要素が作用していると予想する。本研究は、寺院が無居住化してから消滅に至るまでのプロセスをとらえる枠組みに基づいて、寺院の消滅形態とそれが生じるメカニズムを実証する。特に消滅の前段階に位置付けられる不活動寺院に注目し、その全国的分布や存在形態を明らかにする。また、寺院の消滅が顕著に出現してきた地域の事例分析を実践し、寺院分布に基づく宗派性の地域差と社会経済の地域性に着目しながら、消滅形態が寺院によって異なる地域的要因を解明する。
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