研究課題
基盤研究(C)
一般的に、ぬいぐるみは主体的に動くことのできないモノとして捉えられている。しかしぬいぐるみと深い関係を築いている人たちは、お気に入りのぬいぐるみと生き生きとした意思疎通をしている。本研究は、ぬいぐるみが持ち主にも予期できない表情を浮かべたり、店頭にて数あるぬいぐるみの中から持ち主が特定のぬいぐるみと目が合ったりするような、生物と非生物の間で生じている情動およびその知覚の特性を明らかにしようとするものである。そのために本研究では、文化人類学の理論に生態心理学および現象学の視点を加えつつ、ぬいぐるみと人間の間で双方向的に生成されるものについて検討する。