研究課題/領域番号 |
25K04674
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分04030:文化人類学および民俗学関連
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研究機関 | 九州産業大学 |
研究代表者 |
川松 あかり 九州産業大学, 国際文化学部, 講師 (20962608)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2028年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2027年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2026年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2025年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
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キーワード | 記憶 / 歴史実践 / 無縁仏 / 在日コリアン / 産炭地 |
研究開始時の研究の概要 |
旧炭鉱地帯である福岡県筑豊の山中や墓地には、「ボタ」や「松岩」と呼ばれる石炭採掘時の捨て石が点在している。その多くは植民地期の朝鮮人の墓標だと言われるが、石に被埋葬者については何も書かれていない。本研究は、このボタ・松岩の無縁仏の供養に関わる日本人、在日コリアンや韓国人による、無縁墓や無縁の遺骨をめぐる解釈の在り方を詳らかにすることを目的とする。炭鉱犠牲者の供養に関わる市民へのインタビューと参与観察を行い、市民運動研究や日韓の葬墓制研究を踏まえた分析を行うことで、炭鉱特有の岩石や遺骨というモノが、文化的・政治的要因の複雑な絡み合いのなかで、個々人にどう解釈されてきたのかを記述することを目指す。
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