グローバルな正義に基づく相手国本位の法整備支援の意義と方法に関する開発法学的研究

• 研究課題/領域番号: 25K04712
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分05010:基礎法学関連
• 研究機関: 慶應義塾大学
• 研究代表者: 松尾 弘 慶應義塾大学, 法務研究科(三田), 教授 (50229431)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円); 2027年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: グローバルな正義 / 相手国本位 / 法整備支援 / 開発法学 / 援助義務

研究開始時の研究の概要

本研究は，開発途上国における法・司法制度の整備および法曹の養成に向けた国際協力である法整備支援について，それを根拠づける法理として，不利な条件下にある他国を援助する義務の理由および内容に着目し，国家および国家間における良い統治の構築と法改革との関係を動態的に探求する開発法学の観点から，グローバルな正義の議論に基づいて解釈することにより，相手国とその国民の利益を第一に考える，相手国本位の法整備支援の意義と方法を探求するものである。