研究課題
基盤研究(C)
わが国では、医療観察法以外の、犯罪を行った精神障害者の処遇法制に関する議論は十分に行われておらず、医療観察法の「犯罪を行った精神障害者の精神科医療による社会復帰」という理念は、受刑者、収容少年、保護観察対象者にも及ぼされなければならない。本研究は、現在のわが国の犯罪を行った精神障害者処遇法制に関する問題点を分析し、「精神科医療による社会復帰」を実現させる総合的処遇法制を提言することを目的とする。