個人情報の利活用に関する民法理論の構築――人格的利益の多様性と情報の公共性――

• 研究課題/領域番号: 25K04831
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分05060:民事法学関連
• 研究機関: 金沢大学
• 研究代表者: 石尾 智久 金沢大学, 法学系, 准教授 (50849239)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円); 2027年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: 民法 / 情報 / 人格

研究開始時の研究の概要

現代社会では、個人情報が利活用される場面が飛躍的に増加している。本人の同意を得たうえで個人情報を利活用することもあるが、一定の情報については、本人の同意を得ずに利活用することができるのが望ましい。そこで、本研究においては、個人情報の利活用に関する基礎理論について、さまざまな場面を想定したうえで、個人情報に内在する人格的価値の多様性や、個人情報の公共性を踏まえて検討する。