研究課題
基盤研究(C)
現在、消費者法と成年後見法を中心として、民事法の改正に向けた論議が交わされている。それらの動向は、人の「意思決定」のあり方に焦点を当てることを共通の特徴とする。本研究は、それらの領域において論じられる「意思決定」がどのようなものであるか、その主体である「人」がどのように捉えられてきたかを再検証することを通じて、それらの議論が契約法に対してどのような影響を与えるかを考察するものである。