外的な環境変化と政治・選挙結果の関係

• 研究課題/領域番号: 25K04917
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分06010:政治学関連
• 研究機関: 北九州市立大学
• 研究代表者: 澁谷 壮紀 北九州市立大学, 法学部, 准教授 (10914955)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円); 2027年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: 投票参加 / 投票行動 / 気候変動 / 因果推論 / 選挙

研究開始時の研究の概要

本研究は，近隣諸国や世界各国の政治的な変化や，気温上昇や降雨などの気候変動といった，これまで影響が着目されてこなかった外的な環境変化が，政治や投票に与える影響を因果推論を用いて明らかにするものである。近年，ポピュリズムや分極化などの政治現象が同時代的に生じており，ある国の政治的な変化が国を超えて影響を及ぼしている可能性があるものの，こうした伝播・波及・拡散を分析した研究は少ない。また各国での気候変動への関心の高まる一方で，気候変動が選挙や有権者の投票行動などの政治に与える影響を分析するものも少ない。そこで本研究は，これまで着目されてこなかった外的な環境変化の政治的な影響を明らかにする。