連立政権の形成と崩壊に関する比較研究

• 研究課題/領域番号: 25K04922
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分06010:政治学関連
• 研究機関: 武蔵大学
• 研究代表者: 根元 邦朗 武蔵大学, 国際教養学部, 教授 (90647025)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2028年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円); 2027年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円); 2026年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円); 2025年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
• キーワード: 連立政権 / 比較政治 / 政党 / 選挙制度

研究開始時の研究の概要

本研究の目標は，連立政権の形成と崩壊に関する動的メカニズムを解明することである．既存研究では，法案の安定的な通過，政権の長期的な存続，次期選挙での勝利等の長期的な目標を度外視した近視眼的モデルが長らく支配的であったほか，最近提唱された動学モデルにおいても，政党規律や党員の凝集性といった政党内部の要因が連立政権の形成や崩壊に与える影響が看過されてきた．そこで，本研究では，政党内部の要因に着目した新たな枠組みを提示するとともに，BERTに基づく最先端の自然言語処理モデルを駆使して実証分析を試みる予定である．