研究課題
基盤研究(C)
研究の1年目は、MFの顧客に対する質問票を用いて定量調査を行う予定である。調査の実施に当たり、日本の大学院に留学している調査当該国の院生に手伝ってもらうか、現地研究機関から紹介を受けた助手を活用する。定量分析に関しては一定数以上のサンプル数が必要であるが、ASAの顧客は週単位の会合で集められることから、その際申請者の立会いの下で質問票調査を実施する。2年目、3年目の定性調査では1年目の定量調査から抽出した被験者(一日4-6名)、計40-50名を対象に個別面談を行う。被験者は各国の所得水準で貧困層に属し、所得創出活動を目的として貸付期間1年の融資を受ける女性自営業者で統一する。