家計所得の地域間格差に関する実証研究

• 研究課題/領域番号: 25K05127
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分07050:公共経済および労働経済関連
• 研究機関: 青山学院大学
• 研究代表者: 岡部 智人 青山学院大学, 国際政治経済学部, 准教授 (50768364)
• 研究分担者: 宮崎 慧 東京科学大学, データサイエンス・AI全学教育機構, 特任教授 (30635818) ; 野際 大介 成蹊大学, 経営学部, 准教授 (90736125)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2028年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2025年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
• キーワード: 所得分布

研究開始時の研究の概要

家計の所得分布は、経済厚生の格差を把握するための基礎的な情報である。近年、地域間の所得格差が政治的緊張の原因になっているとの指摘があり、貧富の差の空間的な広がりの把握やその拡大要因の究明は重要な課題となっている。本研究では、これまで十分に検討されてこなかった日本全体における家計所得の地域間格差の全貌を明らかにするべく、全市町村・特別区の家計所得分布を推定し、格差の地理的パターンの定量化と格差形成メカニズムの解明に取り組む。