研究課題
基盤研究(C)
本研究は、以上の問題意識を踏まえ、副業経験がキャリア形成に寄与しているかを、独自のアンケート調査から推計を行うタスク距離を用いて検証する。「働き方改革」以降、副業の保有がキャリアの選択肢に含まれているが、現政権の政策においても、副業・兼業を「労働者の職業選択の幅を広げ、多様なキャリア形成を支援する観点」で副業認可の公表を企業に求めている。ただし、副業をはじめることが多様なキャリア形成に寄与しているのか、また、その経験が本業の仕事およびその後のキャリアを向上させるかは十分に明らかになっていない。