研究課題
基盤研究(C)
近世・近代初頭のドイツ農村において一方で領邦君主による在地支配を支え、他方で農村住民の自治・政治参加を実際に担ったと考えられる農村指導層が注目されているが、その実像は必ずしも十分に解明されて来なかったように思われる。本研究では、基盤研究(c)「近代北西ドイツ農村社会の地域管理と大農寡頭制(2012-2014年度)で得られた知見も踏まえ、ドイツ北海沿岸地方について、18・19世紀前半の農村指導層の存在様態を多面的に捉えて分析する。