近世日本の家畜・人口・環境――数量データを手がかりとして

• 研究課題/領域番号: 25K05219
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分07070:経済史関連
• 研究機関: 立正大学
• 研究代表者: 高橋 美由紀 立正大学, 経済学部, 教授 (50361845)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2030-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円); 2029年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2028年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2027年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: 経済史 / 馬 / 家畜 / 人口 / 数量データ

研究開始時の研究の概要

本研究は、前近代日本における社会経済的変動を、主として人間と家畜の関わりに主眼をおき、平常の気温・土壌や飢饉等の環境要因との関連を数量的に探る試みである。人間と家畜との関わりという点では、歴史人口学で蓄積されてきた人口データを活用しつつ、研究代表者の前課題で構築した家畜データベースを拡充する。家畜データを、人口や世帯経済等の情報と結びつけ、日本における地域・時代ごとの家畜頭数の相違とその背景にある世帯や地域経済、そして自然要因も含めた環境の関わりを明らかにする。構築されたデータベースは、日本国内のみならず海外も含めた多くの研究者に提供する。提供方法は、大学HP等での公開を想定している。