研究課題
基盤研究(C)
自国優先主義や保護主義など脱グローバル化による経済ナショナリズムの高まりは、非友好国への偏見など、ある種の社会感情(世の中の雰囲気やムード)を醸成する可能性がある。こういった社会感情はどのような影響を日本人の心理に及ぼし、同じ所属組織の外国人材との関係や彼らに対する行動にどのような影響を与えるのだろうか。本研究は、経済ナショナリズムの高まりが日本人の外国人材に対する心理や行動に及ぼす影響と、そのメカニズムの解明を目的として実施する。インタビュー調査やアンケート調査から得られるデータ分析に基づき、学術的「問い」への答えを追究する。