企業ダイバース化の論理：「組織の多様化」と「多角化の戦略」の観点から

• 研究課題/領域番号: 25K05280
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分07080:経営学関連
• 研究機関: 東北大学
• 研究代表者: 一小路 武安 東北大学, 経済学研究科, 准教授 (80636390)
• 研究分担者: 勝又 壮太郎 大阪大学, 大学院経済学研究科, 教授 (80613588)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2028年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2027年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
• キーワード: 多角化 / 多様化 / ダイバーシフィケーション / 組織アイデンティティ / 組織的一貫性

研究開始時の研究の概要

近年、市場・社会環境の変化により、企業もまた変化を求められている。本研究では「ダイバース化」を鍵概念とし、企業の変化の在り方と成長の可能性について検討する。特に本研究では企業の「ダイバース化」を「組織の多様化（Diversity）」と「多角化(Diversification)の
戦略」という二つの観点から検討する。検証にあたって、東京証券取引所の上場企業を対象としたパネルデータを対象に実証分析を行う。次に、本研究ではそれぞれで得られた知見を参考にしたうえで、現代における企業成長の概念モデルを構築し、実証によってそれを確かめる。