日本の経営学の特徴と独創性に関する定量・定性的研究：学術界と実務界の相互連関

• 研究課題/領域番号: 25K05283
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分07080:経営学関連
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 竹内 惠行 大阪大学, 大学院経済学研究科, 准教授 (60216869)
• 研究分担者: 上林 憲雄 神戸大学, 経営学研究科, 教授 (00243296) ; 平野 恭平 甲南大学, 経営学部, 教授 (10509847)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2028年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2027年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: 経営学史 / 学問の移入 / 文化翻訳

研究開始時の研究の概要

本研究の目的は、日本の経営学（研究・教育）の変遷を、歴史資料やデータから定量的、定性的方法により明らかにすることである。具体的には、日本の経営学の発展過程を、（１）経営学研究（２）経営学教育（３）実務界の課題という3つの側面に焦点をあて、それを取り巻く歴史的状況も踏まえたうえで、「日本の経営学の特徴と独創性とはどのようなものか」ということを明らかにする。また、本研究の方法的枠組みとして、日本の経営学が「輸入学問」であるという通説に対し、「移入」「翻訳」という観点から問い直し、学術界と実務界との相互作用を通じて、日本独自の「経営」という知識創造が行われてきたダイナミズムについて明らかにする。