研究課題
基盤研究(C)
電気自動車の充電には、一定の充電時間を要するため、他の利用者がいた場合、待ち時間は長くなる。他者と共同利用する設備利用ではこのような不便さが発生するが、本研究では、電気自動車利用における充電設備のような補完財となる施設利用について、スマホによる利用状況把握等がシェアリング利用行動を変化させる点を分析し、充電設備のようなインフラの効率的運用方策を提言する。本研究では、利用者行動をアンケート調査や経済実験という手法を用いて分析することで、主に電気自動車の充電設備を中心として、効率的なシェアリング利用の在り方を提示し、その補完財である電気自動車のような財の普及促進策を明らかにする。