ESG評価の不一致要因と経済的帰結に関する実証研究

• 研究課題/領域番号: 25K05408
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分07100:会計学関連
• 研究機関: 慶應義塾大学
• 研究代表者: 浅野 敬志 慶應義塾大学, 商学部(三田), 教授 (30329833)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2027年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
• キーワード: 会計学

研究開始時の研究の概要

ESG投資の急速な拡大に伴い、ESG評価機関の影響力が飛躍的に高まっている。機関投資家は企業のESGパフォーマンスの評価（ESG評価）において、ESGスコアを重要な情報源として活用しているが、同一企業に対する複数の評価機関によるESGスコアに大きなばらつきが生じることが課題となっている。本研究は、このESGスコアの不一致に着目し、その発生要因と経済的帰結を明らかにすることを目的とする。特に、企業のサステナビリティ情報の質・量の低さが不一致の主要因である可能性を探り、さらにESGスコアの不一致が資本コストや投資家の情報環境に与える影響についても検証する。