投資情報の開示に関する研究

• 研究課題/領域番号: 25K05421
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分07100:会計学関連
• 研究機関: 摂南大学
• 研究代表者: 呉 重和 摂南大学, 経営学部, 教授 (10705891)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円); 2028年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円); 2027年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2026年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円); 2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
• キーワード: Disclosure / Investment / market competition / internal information

研究開始時の研究の概要

開示情報は，資本市場における投資家の意思決定に利用され，円滑な資金調達に貢献することで将来の企業利得にポジティブに働くことが期待されているが，同時に，競争企業にも利用され，製品市場における競争優位を確保できなくなる可能性も指摘されている。企業内の機密情報となる投資活動に関連する情報の開示はベネフィットのみならずコストも伴う。本研究では，様々なタイプの競争環境を想定し，情報開示コストがベネフィットを上回る状況を明らかにし，開示規制の制度的有用性を確保するために考慮しなければならない投資情報の開示コストの源泉について情報を提供する。