研究課題/領域番号 |
25K05507
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08010:社会学関連
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
西阪 仰 千葉大学, 大学院人文科学研究院, 名誉教授 (80208173)
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研究分担者 |
早野 薫 日本女子大学, 文学部, 教授 (20647143)
山田 圭一 千葉大学, 大学院人文科学研究院, 教授 (30535828)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2027年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 過去 / 記憶 / 会話分析 / 概念分析 / エスノメソドロジー |
研究開始時の研究の概要 |
過去の経験について,いつも「憶えている」と有意味に言えるわけではない.本研究は,この「記憶の有意味な帰属可能性」の問題に,会話分析の方法を用いて取り組む.エスノメソドロジーと会話分析は,「憶えている」という表現が,心的状態を記述するのではなく,何らかの行為の一部となっていること,それゆえに,様々な規範的制約を受けることを明らかにしてきた.本研究は,次の問いに答える.記憶の有意味な帰属はどのような規範的構造に依存するのか.逆に,記憶の有意味な帰属ができない,過去の経験への言及は,何を成し遂げるのか.また「当事者」は誰かについて,さらに個人の記憶を重視する現代社会の文化装置についても考察を試みる.
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