よそ者が繋ぐ復興の力：過疎化地域における関係人口とコミュニティ再生の理論構築

• 研究課題/領域番号: 25K05517
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分08010:社会学関連
• 研究機関: 福山市立大学
• 研究代表者: 宮前 良平 福山市立大学, 都市経営学部, 准教授 (20849830)
• 研究分担者: 川端 亮 京都光華女子大学, キャリア形成学部, 教授 (00214677) ; 玉城 明子 大阪大学, 大学院人間科学研究科, 准教授 (70910264) ; 松永 和浩 大阪大学, ミュージアム・リンクス, 准教授 (90586760) ; 松村 暢彦 愛媛大学, 社会共創学部, 教授 (80273598) ; 渡邉 敬逸 愛媛大学, 社会共創学部, 准教授 (30711147)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2027年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
• キーワード: 災害復興 / 関係人口 / 酒文化 / ソーシャルキャピタル / ローカル・トラック

研究開始時の研究の概要

本研究の目的は、「よそ者」と協働するコミュニティ復興の実践理論を構築することである。被災地の地域コミュニティは高齢化と過疎化により復興力を失っている。本研究では、脆弱化するコミュニティが「よそ者」を含み込むことで持続可能な復興を達成する方法を探る。3年間で、(1)災害で突然やってきた「よそ者」を活かす地域コミュニティの性質、(2)「よそ者」が新たな「よそ者」を呼ぶネットワークの構築方法、(3)地元を離れた若者が「よそ者」として地元に関わることでキャリアに与える影響を分析する。これにより、過疎化と高齢化が進む被災地で実践可能な理論を構築し、国内外での応用を目指す。