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沈黙・忘却・消去の社会学:「祈りの長崎」とは何だったのか

研究課題

研究課題/領域番号 25K05538
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分08010:社会学関連
研究機関長崎大学

研究代表者

山口 響  長崎大学, 核兵器廃絶研究センター, 客員研究員 (80828707)

研究期間 (年度) 2025-04-01 – 2029-03-31
研究課題ステータス 交付 (2025年度)
配分額 *注記
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2028年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2027年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワード原爆 / 長崎 / 記憶 / 沈黙 / 核兵器
研究開始時の研究の概要

長崎原爆被災をめぐる「沈黙」は、記憶の「忘却」や「消去」をめぐる研究に興味深い事例を提供する。連合国軍の占領当局による検閲の終了以降、原爆被災の記憶の保全をさまざまな形で図ることはいつでも可能であったが、長崎で実際にそうした活動が活発化したのは1960年代末から70年代初頭にかけてであった。本研究では、「祈りの長崎」なる宗教的なフレーズによって従来説明されてきたこの約20年間の「沈黙」の意味するものや、それを維持してきたメカニズムについて追究する。長崎の市民生活における原爆被災の現れ方に注目するとともに、原爆投下国アメリカがこの「沈黙」とどう関わるのかという側面にも注意を払う。

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公開日: 2025-04-17   更新日: 2025-06-20  

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