公的統計を利活用した子ども期の貧困経験と格差生成メカニズムに関する社会学的研究

• 研究課題/領域番号: 25K05560
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分08010:社会学関連
• 研究機関: 国立社会保障・人口問題研究所
• 研究代表者: 斉藤 知洋 国立社会保障・人口問題研究所, 社会保障基礎理論研究部, 第2室長 (00826620)
• 研究分担者: 大久保 心 立教大学, コミュニティ福祉学部, 助教 (81000560) ; 塚田 祐介 青山学院大学, 地球社会共生学部, 助教 (30980338)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2028年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2027年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2026年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
• キーワード: 子どもの貧困 / 公的統計 / 社会階層 / 格差・不平等 / 人口・家族変動

研究開始時の研究の概要

本研究では、主に公的統計調査（21世紀出生児縦断調査・国民生活基礎調査・社会生活基本調査など）の個票データを二次利用分析し、子ども期の貧困経験がその後のライフコース形成に及ぼす中長期的影響とその格差・不平等生成メカニズムを解明することを目的とする。具体的な研究課題として、①子どもの貧困率の時代的変化とその変動要因、②貧困状態が子どもの人的資本形成や心身の健康状況に及ぼす影響とその経時的変化、③貧困状態が成人期の社会経済的地位達成（教育・職業）に与える影響と政策介入の可能性について検討する。