戦前期の社会事業施設における民間財源の意義と役割

• 研究課題/領域番号: 25K05620
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分08020:社会福祉学関連
• 研究機関: 山口県立大学
• 研究代表者: 長谷川 真司 山口県立大学, 社会福祉学部, 教授 (50438868)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円); 2028年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2027年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: 社会福祉史 / 民間財源

研究開始時の研究の概要

戦前期の社会事業施設は、公的な財政的支援が十分でないなか寄付金や民間助成財団の助成金などの民間財源を活用して組織運営や事業展開を行っていた。本研究では、調達した資金が組織運営や事業展開にどのような意義を持ちまた役割を果たしていたのかについて検証し、そして戦前期の民間財源の活用とその効果について政策との関係性と社会背景も含めて包括的に明らかにすることで、社会事業施設史を新たな側面から捉え直すことを行う。