生活保護世帯の子どもの大学進学率を高める協議体型支援体制モデルの構築に関する研究

• 研究課題/領域番号: 25K05650
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分08020:社会福祉学関連
• 研究機関: 周南公立大学
• 研究代表者: 牛島 豊広 周南公立大学, 人間健康科学部, 准教授 (20762157)
• 研究分担者: 金子 幸 周南公立大学, 人間健康科学部, 准教授 (30761704) ; 田中 康雄 西南学院大学, 人間科学部, 教授 (40635158) ; 竹下 徹 周南公立大学, 人間健康科学部, 准教授 (90610006)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2028年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円); 2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2026年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: 子育て支援 / 生活保護制度 / 大学等の進学 / 子どもの貧困 / 協議体型支援体制モデル

研究開始時の研究の概要

貧困の世代間連鎖の解消に向け、生活保護世帯の子どもの大学等への進学ニーズに対し、 支援機関が連携を図り支援を実践する「協議体型支援体制モデル」の構築を目指します。国は、生活保護世帯の子どもにおける大学等の進学率を向上させるために、進学準備給付金の創設に加え、授業料や入学金の減免制度等を拡充しています。しかし、生活保護世帯の子どもの大学等進学率は、全世帯の75.2％に比べ、39.9％と著しく低い状況にあります。そこで、「協議体型支援体制モデル」を試行し、支援機関が連携を図るための阻害要因及び促進要因の特定するとともに、当事者である生活保護世帯の子ども及び保護者に対する進学支援の効果を検証します。