研究課題
基盤研究(C)
保健機能食品等の一部には、原材料として牛乳や鶏卵等が使用されている。これら原材料には、多種類の機能性タンパクが含まれる一方で、アレルゲンも含まれる。このような保健機能食品を適正かつ安全安心に利用していくためには、機能性タンパク含有量やアレルゲン表示にかかる正確な情報が欠かせない。そこで本研究では、固体、液体、カプセル形状等の様々な加工食品からの前処理条件を検討し、機能性タンパクとアレルゲンを同時定量できる分析法を開発して、信頼性の高い情報提供に役立てる。