研究課題
基盤研究(C)
運動の質と量は健康の維持・増進を考える上で、重要な要素となる。多くのヒトに、効果的な正しい習慣的運動を獲得してもらうためには、「長期スパン」の運動における「生体への影響」を検証することは必須である。我々はヒトのライフスタイルを考慮した運動パターンが生体に及ぼす影響について検討してきた。その中で、既報と異なる結果を得、Over-trainingを疑ったが、長期スパンの毎日の運動が「体に順応」した際に得られる「生体応答」である可能性が示唆された。そこで本研究では、この矛盾した結果について、「筋肉の質」に着目した多角的な検証を行い、長期スパンにおける効果的な「運動パターン」について明らかにしていく。