研究課題
基盤研究(C)
高血圧症や2型糖尿病など生活習慣病患者の多くにマグネシウム不足が認められ、妊娠中のマグネシウム不足が胎児発育不良と子のインスリン抵抗性増大を惹起し生活習慣病発症に関与することが示唆されている。本研究では、胎生期のマグネシウム不足が胎盤と子の腎発達に与える影響を解明するため、妊娠~離乳期に母体に低マグネシウム食を与えた仔マウスの腎発達、および母体低マグネシウム血症による胎盤の変化を明らかにし、成人期の生活習慣病の発症予防に貢献する。