研究課題
基盤研究(C)
本研究は、学びの多様化施策に伴う教職員の学びに注目し、実践知の創出と知識移転を通じた学校教育の変革可能性を問うものである。具体的には(1)教職員による越境学習に注目し、学びの多様化学校における勤務やフリースクールへの長期派遣を通じて教職員が獲得・創出する実践知を明らかにする、(2)学びの多様化学校に着任した教職員の適応課題とその対処方策を記述する、(3)学びの多様化学校において創造された実践知の波及可能性とその条件を明らかにし、学校教育の包摂性向上に資する知見を得ること目的とする。