研究課題
基盤研究(C)
日本ではCOVID-19は2023年5月に第5類に移行したが、子どもは現在もコロナ禍の最前線にいることが国内外で研究報告され始めている。しかしコロナ禍への関心は顕著に衰退し、子どもが抱えるコロナ禍後遺症問題も極めて軽視されている。それゆえに本研究課題では、①子どものコロナ禍後遺症問題に関わる動向のレビュー、②都道府県・政令指定都市教育委員会対象のコロナ禍後遺症に関わる施策調査、③病弱特別支援学校対象のコロナ禍後遺症の実態調査、④コロナ禍後遺症を抱える子ども・家族のニーズ調査、⑤北欧諸国の当事者組織等の訪問調査等を通して、子どものコロナ禍後遺症の困難・リスクの実態と発達支援の課題を検討する。