研究課題/領域番号 |
25K05873
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
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研究機関 | 都留文科大学 |
研究代表者 |
木下 慎 都留文科大学, 教養学部, 准教授 (10803257)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2027年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | こども哲学 / 哲学対話 / 哲学教育 / 中島義一 / ジャン=リュック・ナンシー |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は子どもに哲学を教える意義を再検討するため、中島義一の『こども哲学叢書』と、フランスの哲学講演会「小さな講演会」を考察する。 近年、哲学対話の実践が普及しているが、教師が哲学の知識を伝達することは少ない。それに対し、『こども哲学叢書』は当時の教員・中島義一が読者に哲学的思考を促す物語を示している。また、「小さな講演会」では世界的な哲学者が聴衆に哲学を実演している。いずれも西洋哲学の伝統を踏まえた上で、子どもを哲学的思考へ誘う教育的試みとなっている。 本研究は、近年の哲学対話の意義を認めつつも、哲学の知識を批判的に継承しながら子どもたちを「哲学する」ことへと導く教育の可能性を検討する。
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