研究課題/領域番号 |
25K05970
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09020:教育社会学関連
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
出 佳奈子 弘前大学, 教育学部, 准教授 (60469426)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2028年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2027年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | ジェンダー / 少女表象 / 少女教育 / 翻訳児童文学 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、明治末期から第二次世界大戦後にかけて日本の少女雑誌および翻訳児童文学書に描かれた少女イメージを中心に、「かわいい」という美的価値が少女表象に付与されていった経緯、さらにはそうした表象が現実の少女たちのアイデンティティの形成に及ぼした影響とそのメカニズムを、美術・文学・教育の領域をまたいだ教育思想および文化史の観点から明らかにしようとするものである。とりわけ大正以降に展開する「かわいい少女像」は、現在世界的に注目される「ジャパニメーション」で活躍する少女たちの源泉に位置付けられることから、本研究はグローバルなサブカルチャーの動向の背後にある思想的傾向に影響を及ぼし得るものと言える。
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