研究課題
基盤研究(C)
本研究では、ディスレクシアの神経生物学的理解及び支援方法の有効性の検討という目的から以下の課題に取り組む。ディスレクシアと健常者のCrowding課題のパフォーマンス(読みやすい文字コントラスト及び文字間隔)の一致性からディスレクシアの神経生物学的基盤を心理物理学的観点より明らかにする。加えて、Crowding課題において算出した文字コントラスト及び文字間隔閾値に基づいてカスタマイズした文章によって、読字パフォーマンス(読字の速さ、正確性、視線パターン等)が改善されるのかを検討し、ディスレクシアにとって読みやすい文字・単語・文章特徴を明らかにする。