研究課題
基盤研究(C)
我が国の保育幼児教育の現場では子どもの在園時間の多様化に伴い、施設環境の利用方法が模索されている。また、主体性に対する国際的な意識が高まる中で、子どもが自身の居場所の構築や改変に参加する”place-making”が注目されている。本研究では、乳幼児期の子どもたちが保育室内を動き回り、物を動かす行為が、集団の場としての保育施設の構築過程にどのように関わっているのかを示すことを目的とし、保育環境の柔軟な利用の在り方の提案を目指す。