研究課題
基盤研究(C)
本研究では、保育者が自ら機能分析と効果評価を行い、実践行為の意味の言語的な記述を助けるシステムを完成させる。そして、行為の中の省察の過程を可視化し、障害福祉(診断閾下の子どもの発達支援を含む)の分野に省察の手法を定着させることをめざす。本研究を推進することにより、基礎自治体を単位とする対人援助サービス実践の飛躍的な向上に向けて、障害福祉分野の人材育成と職能開発を高いレベルで達成することができると予想される。また、社会資源が乏しい自治体でも、保育を支える人材と専門家(多職種)の連携・協働の好循環を生み出し、持続可能な地域対人援助システムの構築にも貢献することができると期待される。