養育における世代間連鎖の神経生物学的機序の解明

• 研究課題/領域番号: 25K06094
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分09030:子ども学および保育学関連
• 研究機関: 福井大学
• 研究代表者: 倉田 佐和 福井大学, 子どものこころの発達研究センター, 特命助教 (50923447)
• 研究分担者: 藤澤 隆史 福井大学, 子どものこころの発達研究センター, 准教授 (90434894) ; Natasha Kawata 福井大学, 子どものこころの発達研究センター, 特命助教 (70923415)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2027年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2026年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円); 2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: 世代間連鎖 / 養育 / 脳画像 / 児童虐待 / エピゲノム

研究開始時の研究の概要

養育者の問題として特に重要なのは、養育の世代間連鎖である。養育の世代間連鎖に関する心理学的研究、脳MRI研究、エピゲノム研究などにより様々な知見が得られているが、世代間連鎖に起因する養育不調に介入するまでには至っていない。本研究では、世代間連鎖のある養育者と世代間連鎖のない養育者に注目し、世代間連鎖の神経生物学的な病理機序の解明に焦点を当てることで、生命医学的エビデンスに基づいた負の連鎖を断ち切る介入・治療方針の開発を目指す。